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シミが消えない原因として考えられるもの
顔に出来たシミを消したくてお手入れを続けているのになかなかシミが消えない。
美白化粧品を使用しているのにシミが消えない場合、もしかしたらこんな事が原因かもしれません。
- シミの種類
- 美白化粧品の成分
シミには幾つかの種類があり、その原因にも違いがあります。
一般的に多くの方に出来るシミは、老人性色素班で紫外線を浴びると生成されるメラニンが原因で出来ます。
30代〜40代に多いシミの正体は
遺伝や後天的にできるそばかすは、紫外線の影響で濃くなることもありますが、30代から40代の女性に出来やすいシミとして「肝斑」があります。
美白化粧品を使用してお手入れをしているのにシミが消えない場合、実はそのシミの種類が肝斑の可能性があるんです。
肝斑の場合、美白化粧品ならどこのメーカーのものを使用しても効くというわけではないからです。
今お使いの美白化粧品は出来てしまったシミを薄くすることが出来る化粧品でしょうか?
美白化粧品の成分には予防を主な働きとしている美白成分が配合されているものも多くあります。
メラニンの生成は抑制出来ても今出来ているシミにはあまり効果が現れないものもあります。
シミが消えない時は、化粧品を見直してみる
お使いの美白化粧品を1ヶ月から3か月ほど使用してもシミが消えない時は、シミが肝斑であるの可能性と美白化粧品の成分に問題があるのかもしれません。
数年前までは肝斑の治療はセルフケアではなく、皮膚科などで内服薬を処方してもらう方法が一般的だったそうです。
でも薬事法の改正によりシミを漂白すると言われている美白成分ハイドロキノンが化粧品に配合されるようになり、肝斑の改善が化粧品でも出来る様になりました。
ハイドロキノンはシミの予防も出来てしまったシミを薄くする作用もあるため、あらゆるシミの解消に医療の現場でも使用されることがあります。
消えないシミはメラニンが存在している肌の真皮層という深さまで「シミを消す成分が届いていない」または「シミを消す成分が使われていない」可能性があるのです。
シミが消えないのはホルモンバランスかも
もう一つ考えられるシミが消えない理由でありがちなものが、ホルモンバランスの乱れによるもの。
美白化粧品で消えない左右対称にできているシミは肝斑の可能性が大です。
肝斑が出来る時期は、妊娠や出産など女性ホルモン値に変化が起こりやすい時期です。
ホルモンのバランスが崩れると肌荒れしやすくなったり、シミの素になるメラニンが過剰に生成されやすくなるんです。
すると左右対称にうっすらとしたシミ(肝斑)が出来てしまう事があります。
肝斑とはどんなシミ?
肝斑は老人性色素班の様に100%紫外線の影響によるものではなく、ホルモンバランスが大きく影響しているシミです。
ホルモンバランスは生理前や妊娠・出産で大きく変化しますが、変化を最小限にする予防も出来ます。
例えば女性ホルモンの働きと似た働きをする大豆イソフラボンを多く摂取するようにしたり、ストレスの軽減は心身に良い影響を与えます。
消えないシミの場合、紫外線によるシミだけでなく肝斑も疑ってみると、また違ったシミを消す為の活動の結果が変わるかもしれません。
ホルモンバランスはいずれにせよ整っている方が何かと体は楽ですし、メリットが大きいのでホルモンバランスを意識してみてはどうでしょうか?
肝斑を消したいなら生活習慣に関するこちらの情報も参考に